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外国人宿泊者数の伸び率全国一 これをどう活かす!?

170916_01平成29年9月16日(土)、香川大学幸町キャンパス 研究交流棟5階 研究者交流スペースで、香川大学地域マネジメント研究科第14期生の主催で行われた「インバウンド礼賛にモノ申す!」に参加してきました。

地域に貢献するビジネスリーダーの創生を目的に、2005年に「地域マネジメント研究科」が開講し、今年の新入生となる第14期生の学生たち自らがテーマを設定し、本日の実施までを行います。

プログラムは次のとおり、14期生によるテーマの問題意識の説明、テーマに関するフィールドワークの検討結果の報告、霧の森大福のこだわり、思いについて株式会社やまびこの平野さんからの基調講演、最後はパネルディスカッションです。

P1130890○第一部 学生研究発表
・今回の基調テーマの背景や問題意識について説明
  研究科1年生 山田晋平
・観光インバウンド+αの提案
  研究科1年生 岩室博史
・酒文化と地域活性化について
  研究科1年生 松下一哉
・阿波踊りという地域資源の持続可能性について
  研究科1年生 福田泰弘

○第二部 基調講演「地域を支える”ねうち”」
  株式会社やまびこ 企画販売部長 平野俊己

○第三部 パネルディスカッション
  平野俊己 株式会社やまびこ 企画販売部長
  米田誠司 愛媛大学法学部準教授 福岡県出身、東京都庁9年勤務、湯布院で12年間観光、町づくり活動
  原真志 香川大学 地域マネジメント研究科 研究課長
  コーディネーター 地域マネジメント研究科1年生 志澤愛

学生研究発表では、

 ・四国の外国人宿泊者数の推移:2016年の伸び率は69.5%と全国一。
 ・インバウンド対応の課題としては、騒音問題、ゴミ問題、路上駐車など、地元の常連客が離れていく。
 ・インバウンドに特価しすぎず適度に取り組む その町の特徴を残しつつ観光客の需要を作る。
 ・小さな酒蔵だから出来ることを考え、人のつながりが人を呼び込み、さらに人が集う場所に。
 ・阿波踊り それを担う人たちの思い、地域への思いがあれば、祭りの本質は維持されていくのではないか。

 

170916p1130891株式会社やまびこ 企画販売部長の平野俊己さんからは、新宮村での「霧の森」や「霧の森大福」への取り組みについて、

 ・高速道路が出来、インターチェンジが出来、便利なものを通してしまったせいで、村民の暮らしを脅かす。 → 買い物が村外に行き、地元の商店がたちゆかなくなる。 → 村民が減り、役場職員が減り、学校が統廃合され、どんどん元気がなくなっていった
 ・村民が便利さを求めた結果が、こんな新宮村にしてしまい、村に誇りを持てなくなっていた。
 ・子供たちが地域を恥ずかしくて隠したくなるような状態から、誇りとして話せるような新宮村にすることを目標に。
 ・小さな茶畑 → 小さなことが無農薬を実現
 ・無農薬でやると、お茶の木自信が自分で頑張り、さらに香りが良くなる。
 ・小規模な茶畑が点在しているので、どこかで病気が発生しても広がらない。
 ・地元の抹茶を贅沢に使った大福。
 ・私たちはお菓子屋ではありません。地域おこしのための会社です。地元の抹茶以外使わない。
 ・急須でお茶を入れる文化が無くなっていくなか、「飲む」という文化といっしょに、外に出て行かねばならない。

など、新宮だから出来たこと、それにこだわっていること、大事にしていることについてお話しいただきました。

「地域出身のリーダーが必要、それを育てていくのが僕の次の仕事」と、よそ者である平野さんは基調講演を締めくくられました。

シンポジウムの様子をまとめました。
「170916_mba.pdf」をダウンロード(294KB)

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