« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月

誰にでも出来る支援 忘れずにいること 買って応援 食べて応援

171126p1150015平成29年11月26日(日)、高松市こども未来館「たかまつミライエ」1階多目的室で、2017高松市男女共同参画市民フェスティバル実行委員会の主催で行われた講演会「被災地の最前線から」に参加してきました。

講師は、東日本大震災、新潟福島豪雨、広島、常総、九州土砂災害、熊本地震など、災害が起きるとすぐに現地に入り、行政や社会福祉協議会と連携をはかりながら活動している災害NGO結(ゆい)代表 前原土武(まえはら とむ)さんです。

講演では、

・被災地では、行政や社会福祉協議会も始めてなことばかり。ゼロから1を作ることの難しさ。
・災害を遠い地での出来事のように見ているが、日本各地のどこかで毎年災害が起きている、それが日本。
・一つとして同じ災害はなかった。昼か夜か、人口の違い、若者が居る町中、過疎地、・・・
・無人島で津波が起きても、それは災害と言いますか? 人が住んでいるところで被害が出ることを災害とよぶ。

こんな話しから始まりました。

・災害ボランティアとは、大人、子ども、お父さん、お母さん、学生、それぞれが出来ることがある。和歌山から贈ってくれたミカン、中学生がミカンに絵を描いてくれ、ミカン以上の役割を果たしている。
・プロボノ、直接支援をする方(現場のボランティア)、支援者を調整する方(運営ボランティア)、支援者を支援する方(現場のボランティア、運営のボランティア 支援するための資金を集めてくれること)など、いろいろな災害支援の活動を行う方々がいる。
・受援力:「助けて」と言えますか。地域の方々が受け入れて初めて外部の支援者(ボランティア)は、円滑でスムーズな支援活動を行うことが出来る。
・支援の引き算が大切:「泥すくい」はあくまでも被害に遭われた方々の「心を救う」ための行為。リハビリと同じで、いつまでも補助をしていると、自力で出来るようにならない。食べ物、散髪、全てが無償で提供されていると、近所のお店や理髪店は・・・

171126p1150014また、様々な災害支援から見えてきたこととして、

・災害地は日々状況が変わる。朝と夜で状況が変わる。一つの問題が解決すると、次の問題が明らかになる。支援活動は「生物(なまもの)」。
・支援は、押し売りは出来ません。どんな支援を欲しているか聞き出すことは必要。自分を知ってもらい、信じてもらうために、名詞、ホームページを持つようになった。
・赤ちゃんや子どもがいる家族は、車中で泊まる、避難所では肩身の狭い思いをしている。不安でオッパイが出なくなる。
・一つとして同じ災害はない。また、同じ災害支援の形もない。

誰にでも出来る支援、忘れずにいること、買って応援、食べて応援。

そんな言葉で締めくくられました。

講演会の様子をまとめました。
「171126_saizensen.pdf」をダウンロード(259KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

感じる力、考える力、つくる力、伝える力を持った子どもたちに

171102_平成29年11月2日(日)、情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)BBスクエアで、香川マルチメディアビジネスフォーラムセミナーの主催で行われた「香川マルチメディアビジネスフォーラムセミナー」に参加してきました。

講師は、NPO法人CANVAS理事長で慶應義塾大学准教授でもある石戸奈々子さんで、今日のテーマは「デジタル時代の子どもたちの学び」とされています。

チラシには、「昨今、話題となっているプログラミング教育の必修化、デジタル教科書導入等の教育情報化の活動紹介も交えながらデジタル時代、そしてAI/IoT時代の教育分野におけるICTを活用した子どもたちの学びについて考える」とあります。

セミナーの始まりは、入学試験時にYAHOO知恵袋で試験の回答を求めた「デジタルカンニング」から問題提起です。「今の仕事の進め方は、自分で記憶していることだけでなく、ありとあらゆる人脈、ありとあらゆる手段を使って最適解を求めるのが社会である」と。

セミナーでは、

・スマホなどを子どもの頃は規制し怖いものにふたをし、突然に荒波に放り出していいのか。フィルタリング技術。しかし、技術を乗り越えていく技術が生まれてくる。教育:使いこなせる知識を教えることが大事。
・教師は、150年前の教師を今の教壇につれてきても教育は出来るだろう。教師の頭の中の知識を子供たちに伝達するだけの教育は、進歩していない。
・未来を予測する最善の方法は、自ら未来をつくること。
・記憶するのではなく、自らが考え、創造していく。
・ITにより、楽しくわかりやすく 算数がおもしろい、役に立つ に。

など、ドキッとする内容を、ズバッとお話しいただきました。

プログラミング教育についても、

・2020年からプログラミング教育を小学校で必修化。
・プログラミングを学ぶのではなく、プログラミングで学ぶ。
・音楽の授業があるから、みんなが音楽家になるわけではない。国語を学ぶから、みんなが作家になるわけではない。
・どんなことにも使える、プログラミング能力。
・ITがヒトに近づいてきた、使いやすくなってきた。基礎教養としてのコンピューターリテラシーが理解されるようになってきたのでは。
・課題解決には「プログラミング的思考」が使える。

と、わかりやすく説明いただきました。

プログラミング教育により、ICTを活用することで、わかりやすく、楽しく、深く学べる環境を提供し、「感じる力、考える力、つくる力、伝える力」を持った子どもたちになって欲しい。「ITが使える若手の先生がいいのでは」と言われるが、ベテランの先生が、「理想の授業が出来る」とはまっていく。まずは使ってみるという環境を用意する。

そんなお話で締めくくられました。

セミナーの様子をまとめました。
「171102_seminar.pdf」をダウンロード(0.98MB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »