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2018年1月

成功の鍵 愛 人 相手を思いやること

180127p1140790平成30年1月27日(土)、香川大学幸町南キャンパス 又信記念館1階 特別講義室で香川大学大学院地域マネジメント研究科の主催で行われた「メディア・コンテンツ活用人材教育プログラム第2回」に参加してきました。

今回のテーマは「アニメと地域資源のコラボが拓く地域活性化のフロンティア! ~アニメツーリズムの可能性と「聖地酒」の国際的パワー~」で、アニメツーリズムの可能性、アニメと日本酒のコラボについて、二人から話題提供とパネルディスカッションです。

アニメツーリズムの可能性」と題してアニメツーリズム協会 事務局長の寺谷圭生さんからは、

・訪日外国人の4.8%の人が、映画アニメのゆかりの地を訪問。
・73%の方が、アニメ聖地に関心あり。
・アニメ聖地が目的であっても、観光そのものを楽しんでいる。アニメ聖地巡りよりも観光を楽しんでいる。
・「地域」「知的財産・著作権」「起業」の3者が密接に連携し、ファンが喜ぶ目線が必要。
・アニメツーリズムが、地域の良さの再発見に!

など、アニメを見に来て、日本を知り、日本を好きに、日本の他の魅力を体験することに繋がっているといった話がありました。

地域マネジメント研究科の修了生であり、合同会社福成代表社員・日本酒ツーリズムプロデューサーの若林福成さんからは「アニメと日本酒のコラボ「聖地酒」の国際的パワー」と題して、

・「地域の豊かさを世界中に伝えていく」ことを大事にしていきたい
・日本酒の輸出額は7年連続で増加、約155億円(前年比1割増)
・アニメの聖地に来てくれて、日本酒を飲み、買って帰ってくれる「国内型輸出」に力を入れていきたい。
・ストーリー性があれば高くても購入される。

といった話があり、「アニメファンと日本酒ファンはその性質が類似する部分が感じられる。個々の価値を融合させることで、その価値はさらに磨かれ、価値は無限大」と締めくくられました。

180127_パネルディスカッションでは、お二人に加え、香川大学大学院地域マネジメント研究科長の原真志さんがファシリテーターとなり、成功するためには、

・作品への愛があることが前提。
・ファンの人たちは全国、全世界から来ている。その人たちがどれだけの時間とお金をかけて来てくれているかを考える。
・ファンと地域のコミュニケーションがとれることが大事。
・ファンと地域の人との人間関係、交流、人がポイントになる。
・ファンのみなさんも参加している、育てているという環境ができると成功につながるのでは。
・ファン、地域、行政がフラットな関係、寄り添うことが必要。
・本物の価値を提供してあげることが大事。

など、愛、人、参加、本物、寄り添うことが大事であることを確認しました。

愛、人、相手を思いやること

何事にも通じる成功の鍵ではないでしょうか。

公開講座の様子をメモにまとめました。
「180127_anime.pdf」をダウンロード(238KB)

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木造住宅の適正な施工と保守で地震に備え

180125_平成30年1月25日(木)、レクザムホールで香川県土木部住宅課の主催で行われた「平成29年度 香川県木造住宅耐震対策講座」に参加してきました。

テーマは「熊本県の地震災害を検証する ~被害事例から学ぶ~」で、一般社団法人耐震研究会 代表理事の保坂貴司さんが講師です。

熊本地震による木造住宅の被害から、
 ・白蟻被害、腐朽被害が見られた。
 ・ブロックによる土留めやブロックによる基礎が被害を受けていた。構造物にブロックを用いたものが弱点に。
 ・液状化や沖積層など、建物だけでなく地盤のことを気にして。

など、適切な保守により100年住宅も可能な木造家屋が、被災していることを述べられました。

また、熊本地震での被災家屋の状況から、耐震診断結果からは大丈夫と判定される家屋も、
 ・筋交いは入っているがホルダーは一カ所のみ。
 ・筋交いが折れ、柱がはずれていた。 → 筋交いの両端は固定し、中央部も真柱に固定しなければいけないがしていなかった。
 ・釘での固定だけではなく、金物で止めること。

など、工事を正確に行うこと、施行が大事であることを述べられました。

そのような状況から、
 ・筋交いの固定を。
 ・筋交いに頼らない、構造合板を張り、柱ではなく面で荷重を受けるように。
 ・2階の床の剛性を高める ← 箱に蓋をつけるとつぶれない
 ・2階の壁の下には1階の壁があること ← 通し壁の考えを
 ・家具の固定用の支え棒は壁側につけて。横滑りしないように家具の底にはパッキンを。
 ・幅30cm、高さ180cmの家具なら 30/180×980=165gal、震度5で転倒する
 ・階段の両端を固定すれば、立派な補強材。 ← 釘一本でも強度を高められる

といった、具体的な対策についてもお話しいただきました。

180125p1140789県や市町村では、耐震診断や耐震補強に助成をしています。耐震診断費用の9割、最大9万円、耐震改修も最大90万円の助成があります。

避難のことを考える前に、地震の揺れで死なないことが必要です。
我が命を守るには自助、自分自身です。

講座の様子をメモにまとめました。
「170125_mokuzou.pdf」をダウンロード(266KB)

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米国に合わせた翻案かオリジナルか そこから考えて

180120p1140772平成30年1月20日(土)、香川大学幸町南キャンパス 又信記念館1階 特別講義室で、香川大学大学院地域マネジメント研究科の主催で行われた「香川大学ビジネススクール公開講座」に参加してきました。

この講座は、文部科学省高度専門職業人養成機能強化促進委託事業に採択され、その一環としてメディア・コンテンツ活用人材教育プログラムを公開講座として実施されたものです。

講師はWOWMAXカンパニーズ・グループ代表 海部正樹さんで、テーマは「ハリウッドアニメプロデューサー海部正樹が語る「米国必勝パターン」~日本のコンテンツ・商品の米国展開事例に見る成功の原理~」です。

日本食もアニメも共通することがあるとの話しで始まりました。

日本食は、冷たい、ベタベタしているもので、アメリカ人にとっては苦手な食べ物。そのような日本食のうち、天ぷら、すき焼き、鉄板ものは肉、温かい、テリヤキソースの味でアメリカ人の口に合った。

その後、健康食への関心の高まりから、アメリカ人向きに寿司を「翻訳」したアボガドを入れたカリフォルニア巻きなどのお寿司が広まり、さらにハリウッドの俳優などセレブな人たちの高級和食嗜好から日本の普通のお寿司が広まることに。

アニメで見ると、日本とアメリカの好みのズレを意識する必要がある。その例として、

・主人公が成功して得るものと失敗して失われるものの差が大きいほど米国人は喜ぶが、日本人は日常のほっとすることを好む。
・日本では道具を持った方がストーリー性が高まる ← ヤマト、エヴァンゲリオン、ガンダム、鉄人28号
・アメリカ人は素手で戦い、道具を使わない ← 米国 主人公の意志、考え、インパクトでストーリーを広げる
・日本は公務員 ← 官僚が戦う
・米国は社長やマスコミ、学生 ← 民間が一匹狼で戦う

ことなどを紹介いただきました。

日本語を英語に落とし込むだけでなく、寿司をカリフォルニアロールにするのが翻案、アボガドが入った食べやすくする、受け入れやすくするのがアダプテーション 翻案(ほんあん)である。

最近、ネット配信が出てきたことで、日本アニメのオリジナルが好きだという人が増えている。そのもの自身が価値があり、翻訳よりも字幕でいい、ワサビを入れろ、刺身に火を通すな、そんなお客が増えている、マーケットが増えている。

そうなると、宣伝や流通も違える必要がある。

「マーケットが何で、どのような手法があるかの参考にしてほしい」と締めくくられました。

米国に合わせた翻案を行うか日本のオリジナルにこだわるか、いろいろな手法をターゲットに合わせて考えていくことが必要です。

公開講座の様子をメモにまとめました。
「170120_anime.pdf」をダウンロード(187KB)

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