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電気ドリルを買う人が欲しいのは ドリルではなく「穴」である

180302_平成30年3月2日(金)、香川大学社会連携・知的財産センター3階 セミナー室で、香川大学と香川県の主催で行われた「21世紀源内ものづくり塾」公開セミナーに参加してきました。

本日のテーマは、「”新規事業形成”と”資金調達” -地方からのアプローチ-」です。
講師は、アクセラレーターである株式会社ゼロワンブースター 代表取締役 鈴木規文さんです。

ベンチャー企業に資金を出しているだけでは成功するか失敗するかリスクが大きい。
アクセラレーターとは、イノベーションの担い手であるベンチャー企業に、”出資”とともに、プログラムを通じて”メンタリング”、”オフィス”、”教育”を提供し、その成長をシームレスに支える。
そんなお話から始まりました。

スマホやパソコンで乗車位置と目的地を入力すると配車されるサービス、ウーバー(Uber)。マイカーを必要としない生活を実現できるサービスを、トヨタが考え出せたか。
音楽のストリーミング配信サービスのSpotify。CDを販売しているSonyRecordに考え出せたか。
今までの延長線の発想では、イノベーションは生まれない。

カラスが多くて困っていいたところ、「カラス進入禁止」の張り紙。
「カラスに文字が読めるか」とみんなは馬鹿にしたが、人々がその張り紙に注目したことで、人の視線を気にしたカラスは来なくなった。
実行を伴わないアイデアに価値はないのです。

事業の成功は、個人の事情、覚悟に依存している。
成功者はチームでやっている。 二人で一人の天才。
世界のビジネスプランコンテストは、「おまえのビジネスプランなんて見たくない」「おまえらのメンバー、チームを見ている」。
プランではなく、それをやりきろうとする熱意を持っているか「人」を見ている。

電気ドリルを買う人が欲しいのは、ドリルではなく「穴」である。
用事が片づけば、プロダクトや技術は何でもいい。
顧客が望むことをなせ。

ずばりと、わかりやすく、そしてドキリとする内容が続きます。

・昔はあった安定性、確実性、合意しやすい、合理性 が無い VUCAな時代。
・試して、失敗して、試して、繰り返す必要がある。
・明確な市場があった昔はビジネスプランが必要だったが、不明確な今の時代は、ガッツ、やる気、個人の覚悟や執念が求められている。

熱意を持ち、こだわり、いろいろな人と接触することが大事である。
そんな内容で締めくくられました。

セミナーの様子をまとめました。
「180302_gennai.pdf」をダウンロード(377KB)

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