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2018年9月

災害時に必要な対話の場の作り方

180928p1150763平成30年9月28日(金)、台風で一度開催が延期された「災害時に必要な対話の場の作り方」に参加してきました。

首謀者はファシリテータのセミナーなどでお馴染みの谷益美さん。
本日の会のファシリテーター、司会もつとめます。

話していただいたのは、愛媛県西予市野村町で西日本豪雨災害による被災者の支援にあたった、
 西予市野村町 地域づくり協力隊 山口聡子さん
 ファシリテーション 木下和昭さん
 ファシリテーショングラフィック 岩下紗矢香さん
のお三方です。

本日のテーマである「災害時に必要な対話の場の作り方」について、参加者からの質問に3人が答える形で進められました。

その中では、
 ・緊急な時こそみんなの意見を集約できるファシリテーションのスキルが生かせるかな。
 ・被災地で求められる支援内容にはステージがある。最初はガテン系の作業ができる人しか必要ではなく、セラピストが「支援に来たい」と言われても今のタイミングではない。
 ・何もしないという選択がある。情報収集する班は、地域のことがわからない段階で情報発信することの危うさを考え、情報発信しないことを選んだ。

など、現場の生々しい現実をお話しいただきました。

180928p1150772そんな中で、ボランティアは日々入れ替わるので、参加者の思いを引き出すこと、その思いや取り組んできたことなどの情報を引き継ぐことの大切さ、そのために紙に書き「見える化」することの大切さを実際の掲示物も持参いただき、お話しいただきました。

最後は「自分の大切な命と、自分のまわりの少し弱い人の命を日常も含めて大事にすると、円滑なコミュニティができるのでは」と山口さんが締めていただきました。

会の様子をメモにまとめました。
「180928_taiwa.pdf」をダウンロード(674KB)

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言葉は生もの いつも自分の信念を持って、常に成長させた言葉で

180925_yorozu平成30年9月25日(火)に、香川県よろず支援拠点・高松市の共催による よろずあきんど塾第1回「経営者の言葉の育て方」に参加してきました。

講師は、ラジオDJ・アナウンサー・ナレーター・司会などをつとめる市川智子(いちかわさとこ)さんです。

18:30開始のところを19:00開始と勘違いしていて、20分ほど遅刻しての参加です。途中からですが次のようなお話しと、後半1時間をかけてグループワークでした。

○語彙は増やすべきものです
 ・それには努力が必要です。
 ・テレビ、ラジオ、講演会、これはと思う語彙に気づきましょう。
 ・気づきはする、メモはする、でも使うまではいっていない → 語彙ノートを作りましょう
 ・メモしても何度振り返っていますか。そのためにも、無くならないようなしっかりとしたノートを。
 ・いつ、誰が言った語彙かもメモして。
 ・ノートに半分も書けば、自信がついてきます。「これは自分にとっては必要の無い領域だ」といった判断がつくようになってくる。
 ・語彙 どんな漢字だったかなぁまでは確認しても、書く練習をしていますか。

○経営者がスタッフにかけた何気ない一言が・・・
 ・自分が気がついていない会話の凶器をかけてしまっている。経営者だからこそ、凶器になってしまう言葉。
 ・まぁ、自分で気がつかないと無理じゃない。まずは気づきでしょう。 ← リーダー、経営者が使うと無責任な言葉。まずは当人と向き合い話し合うべき。
 ・リーダーの言葉はみんなが気にかけている、リーダーは緊張感を持って言葉を使って。
 ・社長はわかってないよ、わからないよ → 不信感へとつながる

○コミュニケーションがとれていますか
 ・常に振り返って。コミュニケしょんがとれているだろうかと反省、気づけるのは余裕です。

○リーダーの言葉は訂正しないかぎり一人歩きする
 ・部下との温度差がどんどん広がっていく。
 ・インタビューをしていると話し方が変わってきている、言葉をどう使うか勉強しているリーダーがいる。

○三豊市、旧山本町 土木建築業 大橋さん さんばのうむ
・5~6年前に初めてインタビューに
 土木業からなぜ農業に? 
 なぜサツマイモなんですか? 一つの農作物の例だ
・2年前にインタビュー ブランド化したサツマイモ
 時流に乗ったブランドのサツマイモを生産
 経営者の経験を生かしたサツマイモの生産 在庫を抱えずに、ロスを出さずにどう経営していくか、サツマイモの6次化
・2年後にインタビュー
 サツマイモをこよなく愛しいものだと表現した
 僕はサツマイモのことを愛しているんだ と恥ずかしげなくはなす
・言葉が育ててきている。

○言葉は生もの
 ・今はキラキラしている言葉も、半年後には社会状況も変わり、そこにキラキラしている言葉ではなくなってしまう。
 ・いつも自分の信念を持って、常に成長させた言葉である必要がある。
 ・言葉は変化するもの、言葉は変化させるもの。
 ・リーダーのポリシーや信念が変わらないのに、時代がその言葉に合わなくなる。その言葉を時代に合うよう言葉を育てていく必要がある。

○言葉を育てていきましょう
 ・より胸を打つ言葉、感動する言葉を作っていきましょう。

○グループワーク 目的別に4~5名のグループに分かれて一人づつ発表と全員でその発表の評価です
 A:自己紹介、表現をスキルアップしたい
 B:商品やサービスなどを伝える能力をスキルアップしたい

経営者だからこそ凶器になる言葉。リーダーの言葉はみんなが気にかけている、リーダーは緊張感を持って言葉を使って。

また、言葉は生もの。言葉は変化するもの、言葉は変化させるもの。その言葉を時代に合うよう言葉を育てていく必要がある。

そんな思いがこもった塾とグループワークでした。

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AIの時代だからこそ新しいことにチャレンジし、試行錯誤にへこたれない人間力がより求められます

180910p1150704平成30年9月10日(月)、co-ba TAKAMATSUで開催されたセミナー「AI(人工知能)導入の最前線を学ぶ」に参加してきました。

co-ba TAKAMATSUとは、シェアオフィスとかではなく、多様な人が“集まり”・”つながり”・“刺激し合う”ことで地域が元気になっていく場にしたいとの想いから誕生しました。
いろいろな化学反応が起きてくればいいなぁと運営している」とのスタッフの挨拶からスタートしました。

講師は、北海道大学大学院情報科学研究科 情報理工学専攻 教授の川村秀憲さんです。
北海道で地震があった直後の開催となりますが、大丈夫だということで本日の講演が実現しました。

川村さんからは、地震後の札幌の様子から始まり、

 ・チェスのプログラムを作った人は世界チャンピオンにチェスで勝てないのに、プログラムは世界チャンピオンに勝てる。
 ・札幌で停電になり、信号機の消えた交差点で、人は問題なく交互に交差点に進入し運転ている。信号機が止まり、ルールの外側で効率性、安全性を高めるよう、ディープラーニングを活用。
 ・ファッションの「ガーリー」と「とろみ」の主観的な評価の手順をAIにより客観的な手順に。
 ・人工知能を用いたチャットポットによるソフト最適化システムの開発
 ・人工知能による競輪予測コンテンツの自動生成
 ・AIが俳句を作る

といった紹介がありました。

最後のまとめや質疑の中からは、

 ・今までのものづくりから試行錯誤のものづくりに。
 ・サラリーマン集団からプロフェッショナル集団へ。
 ・ディープラーニングには膨大なデータが必要で、データ取得に時間や苦労を要する。漁業や農業でも活用できるが、データづくり、データを作ってもらえるよう漁師や農家とのコミュニティづくりが課題。

などの話があり、AIを活用するには、大量のデータを作る、またどのようなデータを用いるべきかなどの試行錯誤が必要で、人間の役割は今まで以上に重要になってくる。

また、人がやることが当たり前だったことをAIにより効率化、高速化、高精度化などを進めようとする「一から100へ」の取り組みはAIが得意とするところですが、この世に存在していないものを生み出す「ゼロをイチに」するようなことは今のAIでは相当難しいとのこと。

AIの時代だからこそ新しいことにチャレンジし、試行錯誤にへこたれない人間力がより求められます。

セミナーの様子をまとめました。
「180910_ai.pdf」をダウンロード(185KB)

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「やり方」ではなく「在り方」 創業塾初日

180901p1150680平成30年9月1日(土) 、今日は「2018たかまつ創業塾」の初日でした。
創業を目指す人、後継者として経営の知識を学びたい人を対象に、毎週土曜日に4回にわたる創業塾です。

初日の今日は、株式会社Gentle代表取締役 中村成博さんによる「創業者のためのリーダーシップとコミュニケーションスキルの構築 ~人と関わる上で一番大切なこと~」です。

今日のこの時間を最高の時間にするには、話し手ではなく聴く姿勢が大事。この話は自分のためだけにしてくれていると思い込む。
そんな話から始まりました。

私も講義や出前講座のスタートには、「講義や講座は講師と受講生の共同作業です。眠たいなぁ、つまらないなぁと思う講座にするか、良かったなぁと思える講座にするかは、受講生のみなさんの質問や取り組み方しだいです。せっかくの時間を、より良い講座にしましょうね」
そんなお願いをするのですが、具体例もあげながら、そう伝えると伝わりやすいなぁと気づきからのスタートでした。

世の中にはハウツー本はたくさんあり、また、よく売れている。人は「やり方」を知りたがっている。
しかし「やり方」は、時代や環境と共に変えてゆく必要があり万能では無い。
「在り方」は不変的かつ普遍的なベースとなるものである。
「やり方」ではなく、「在り方」が大事。

働くとは、結果とは、リーダーシップとは、信頼が育まれる在り方とは、成長とは、・・・
そんな「在り方」について、グループワークを交えながらの一日間でした。

魚をもらうのではなく、魚の釣り方を教えてもらったと感じる一日でした。

塾の修了後は焼肉屋さんで懇親会。2時間の予定が3時間近くになっていました。来週土曜日に再開することを約束し、2次会に行く人、帰宅する人、高松の夜に別れていきました。

180901p1150681また、中村さんはいろいろなことの取り組まれており、防災アトラクションファシリテーターでもあり、いつもの人しか集まらない防災訓練、形骸化した防災訓練ではなくしようと、防災訓練を目的とした「体感型 アトラクションイベントⓇ」を展開しています。

いつどこで襲われるかもしれない災害にその場にあるモノでいかに対処するか、そんな命を守る術を楽しく学ぶ次世代型防災訓練。
こちらについても学び、真似たいと思った夜でした。

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