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2018年10月

相手の立場になってみて 気づけることがたくさんあります

181025_平成30年10月25日(木)、バリアフリー支援室講習会「ガイドヘルプ講習会」に参加してきました。

視覚に障害のある方に出会った際の誘導方法「ガイドヘルプ(手引き)」を体験、習得する講習会です。

講師は香川県立盲学校の、先生、宮本先生、吉田先生、佐々木先生、先生です。

座学ののち、校内で実技です。

座学では、
 ・視覚の機能とはものを見る働きのことで、「視力」「視野」「色覚」「明暗順応」「眼球運動」がある。
 ・このいずれか、あるいはいくつかの働きにいろいろな原因があって「見えにくい」や「見えない」といった状態が、視覚に障害があるということ。
 ・100人いると100通りの見え方がある。
 ・視覚障害があっても、ちょっとした工夫や支援があれば、出来ることがいろいろ増える。

など、具体的な例を示しながらわかりやすく話していただきました。

実技では、基本姿勢、狭いところの通過の仕方、段差や階段の上り方、降り方、溝のまたぎ方などを体験していきます。
二人一組になって、一人がアイマスクで目が見えない状態、もう一人が手引きを行います。

アイマスクを着けて目が見えない状態で歩いてみて気がついたことです。
 ・見えていると歩いていても気にならなかった舗装のちょっとした波うちが、目が見えないとそのちょっとした高低差がどんどん大きな変化として足に飛び込んできます。
 ・屋内に入ると、外とは空気や風、「空気感」が違うことに気づきます。

5感のひとつ「視覚」が無くなると、残りの感覚が取り入れていた情報の多さに気づきます。

また、段差と言われても「上り」なのか「下り」なのかを言ってもらわないとわかりません。
「あそこ」と指さされても、どこなのかわかりません。

相手の立場になってみて、気づけることがたくさんあります。
良い経験をすることが出来ました。

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笑顔の時に良い意見が出る

181021img平成30年10月21日(日)、「眠ったアイディアを掘り起こせ! 訊いて聴いて深掘りするファシリテーション講座」に参加してきました。

活動支援講座として、高松市市民活動センターが行っているものです。

講師はポテンシャルビジョン代表 山本武史さんです。

まずはファシリテーションの4つのスキル
 ①場づくりのスキル
 ②質問と傾聴のスキル
 ③構造化のスキル
 ④合意形成のスキル
についての講座、続いて実際にやってみます。

181021p1150824強みの掛け算で何が出来るか?」をテーマに、目的、目標、規範を確認し、4人でワークです。

 ①アイスブレイク&共有
 ②発散
 ③収束
 ④合意形成・決定
の4段階について、4人がファシリテーターを交代しながら体験していきます。
最後は4人で発表です。

ファシリテーションは「促進」の意味。単なる司会ではありません。

話しやすい雰囲気を作る、真剣に意見を出せる雰囲気を作る、何を言っても受け入れられる安心安全な場を作ります。

相手の本意を聴き出すために質問をし、出てきた意見を書き出し見える化し意見の「空中戦」を「地上戦」へと展開します。

問題の解決策だけを追い求めていると、モグラ叩きになってしまいます。問題に関する情報を「収集」し、「観察」、「分析」し解決策を見いださなければ、根本解決にはつながりません。

目的、目標を確認し
とにかく出し
時々確認しながら、「話す」「動く」を繰り返し
細かく確認し
書いて見える化し、共有します。

笑顔の時に良い意見が出る

そんな言葉で山本さんが締めくくられました。

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1階づくりはまちづくり

P1150781平成30年10月4日(木)、本屋ルヌガンガで行われた「1階づくりはまちづくり マイパブリックができるまで 田中元子×瀬戸昌宣」に参加してきました。

本屋ルヌガンガの奧には階段状の床があり、今日のようなトークショーなどいろいろなイベントが出来る空間があります。

田中さんは1階専門のプロデュースする会社である株式会社グランドレベルの代表取締役で、「マイパブリックとグランドレベル」の著者でもあります。

瀬戸さんは私的公共空間 マイパブリック「あこ」を高知土佐町で運営している方です。

「あこ」と元子さんの場、非常に似た空間になっている。 この本屋さん「ルヌガンガ」もたくさんのスペースがあって、いろいろな人が楽しんでいる。

そんな紹介でスタートしました。

最初は田中さん、瀬戸さんからそれぞれプレゼンがあり、その後質問タイムです。

田中元子さんからは、P1150787

○突然舞い込んできた東京のど真ん中 東京電機大学の跡地 4,000m2の敷地を企画する。
 ・この場所にキャンプ場を企画。
 ・神田の良さを知ってもらうワークショップを山ほど用意した。神輿を担がせてくれるようなイベントも用意したが、参加してくれない。 ← 押しつけられるイベントはキャンプではない
 ・能動的に自分でやることを見つけ、決め、実行する。

○オフィスにバーカウンター
 ・「バーカウンターを作ったので見に来ない?」と声をかけると ← 見に来てくれます
 ・人が来てくれて、お酒を振る舞い、みんなの笑顔を見ることが楽しく、ずいぶん大金を投資していた → 私の趣味に

○こんな場所にバーカウンターがあったら
・まちを変える、世界を変えることができる。
・振る舞って楽しみ、まちを変えるために → 屋台が使えるぞ!
・IKEYAでタオルを干すフレームを買ってきて、お盆を載せ、道ばたでコーヒーを用意した。 ← 誰も来ない
・しばらく続けていると、自転車でこのあたりをパトロールしているおじさんが立ち寄ってくれた。「コーヒーショップじゃないです。みんなの笑顔を見るのが好きでコーヒーを配っています」 → 「おもろいなぁ」とコーヒーを受け取ってくれ、この時間を楽しんでくれている → どんどん人が集まってくる
・人と時をすごせる ← マイパブリック

○これから ここから
 ・完成品のデザイン → 補助線のデザイン
 ・イベント、コンテンツ → きっかけ、補助線
 ・施設、会場 → 質の良い器としての空間
 ・特定のターゲット → あまねく人々
 ・一過性のにぎわい → 持続的なひとの気配
  一過性のコミュニティ → 持続的なコミュニティ

利用者から「また来てください」と言われるのですが、「今度はあなたがやってください」と言っている。

瀬戸昌宣さんからは、

 ・NPO法人SOMAを運営
 ・アメリカの大学に13年、昆虫学、教育研究に従事

○環境を整える
 ・2016年に帰国後、土佐町に移住、土佐町役場に勤務 1年3ヶ月 教育事業を企画したり
 ・かたりすと 触媒になりたかったのだが 教育行政 教師 ○○
 ・2018年7月 「あこ」を開設

○人口4千人のまち
 ・過疎の町 必要なモノしかない町
 ・そこに行くと何をするかがわかる店しかない。 → 余白がない
 ・あこ ← 「あそこ」の土佐弁 どこいくか? あこ
 ・ひとりずつ何をするかを選べる「余白」がある場所
  何もしないでいられる場所
 ・朝7時からセミナーやると言えば4千人のまちで40人ぐらい集まる。
 ・教育長にお母さん方が直接本音で話せる場所
 ・おぐりの講演会 生後1ヶ月から80代までの94人が集まる。子供が這い回っているのが普通に。

○うながすというよりも出てくるまで待っている
 ①コミュニティではなくエコシステムを考える
 ②自立した生き方をしたい

対談タイムでは、

本屋ヌガンガの店主の中村さんからは、「ノー」と言わない主義 それがいい結果を生んでいるのかな。
瀬戸さんからは、理想の公民館はルールがないはず。
田中さんからは、ルールはないけれど、秩序が、お客さんが助けてくれている。

そんな話を聞くことが出来ました。

1階の自由に使える空間が秩序とまちづくりにつながっていくことを、実践から見せつけられた時間でした。

やりとりの様子をメモにまとめました。
「181004_machi.pdf」をダウンロード(371KB)

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