« 災害時に必要な対話の場の作り方 | トップページ | 笑顔の時に良い意見が出る »

1階づくりはまちづくり

P1150781平成30年10月4日(木)、本屋ルヌガンガで行われた「1階づくりはまちづくり マイパブリックができるまで 田中元子×瀬戸昌宣」に参加してきました。

本屋ルヌガンガの奧には階段状の床があり、今日のようなトークショーなどいろいろなイベントが出来る空間があります。

田中さんは1階専門のプロデュースする会社である株式会社グランドレベルの代表取締役で、「マイパブリックとグランドレベル」の著者でもあります。

瀬戸さんは私的公共空間 マイパブリック「あこ」を高知土佐町で運営している方です。

「あこ」と元子さんの場、非常に似た空間になっている。 この本屋さん「ルヌガンガ」もたくさんのスペースがあって、いろいろな人が楽しんでいる。

そんな紹介でスタートしました。

最初は田中さん、瀬戸さんからそれぞれプレゼンがあり、その後質問タイムです。

田中元子さんからは、P1150787

○突然舞い込んできた東京のど真ん中 東京電機大学の跡地 4,000m2の敷地を企画する。
 ・この場所にキャンプ場を企画。
 ・神田の良さを知ってもらうワークショップを山ほど用意した。神輿を担がせてくれるようなイベントも用意したが、参加してくれない。 ← 押しつけられるイベントはキャンプではない
 ・能動的に自分でやることを見つけ、決め、実行する。

○オフィスにバーカウンター
 ・「バーカウンターを作ったので見に来ない?」と声をかけると ← 見に来てくれます
 ・人が来てくれて、お酒を振る舞い、みんなの笑顔を見ることが楽しく、ずいぶん大金を投資していた → 私の趣味に

○こんな場所にバーカウンターがあったら
・まちを変える、世界を変えることができる。
・振る舞って楽しみ、まちを変えるために → 屋台が使えるぞ!
・IKEYAでタオルを干すフレームを買ってきて、お盆を載せ、道ばたでコーヒーを用意した。 ← 誰も来ない
・しばらく続けていると、自転車でこのあたりをパトロールしているおじさんが立ち寄ってくれた。「コーヒーショップじゃないです。みんなの笑顔を見るのが好きでコーヒーを配っています」 → 「おもろいなぁ」とコーヒーを受け取ってくれ、この時間を楽しんでくれている → どんどん人が集まってくる
・人と時をすごせる ← マイパブリック

○これから ここから
 ・完成品のデザイン → 補助線のデザイン
 ・イベント、コンテンツ → きっかけ、補助線
 ・施設、会場 → 質の良い器としての空間
 ・特定のターゲット → あまねく人々
 ・一過性のにぎわい → 持続的なひとの気配
  一過性のコミュニティ → 持続的なコミュニティ

利用者から「また来てください」と言われるのですが、「今度はあなたがやってください」と言っている。

瀬戸昌宣さんからは、

 ・NPO法人SOMAを運営
 ・アメリカの大学に13年、昆虫学、教育研究に従事

○環境を整える
 ・2016年に帰国後、土佐町に移住、土佐町役場に勤務 1年3ヶ月 教育事業を企画したり
 ・かたりすと 触媒になりたかったのだが 教育行政 教師 ○○
 ・2018年7月 「あこ」を開設

○人口4千人のまち
 ・過疎の町 必要なモノしかない町
 ・そこに行くと何をするかがわかる店しかない。 → 余白がない
 ・あこ ← 「あそこ」の土佐弁 どこいくか? あこ
 ・ひとりずつ何をするかを選べる「余白」がある場所
  何もしないでいられる場所
 ・朝7時からセミナーやると言えば4千人のまちで40人ぐらい集まる。
 ・教育長にお母さん方が直接本音で話せる場所
 ・おぐりの講演会 生後1ヶ月から80代までの94人が集まる。子供が這い回っているのが普通に。

○うながすというよりも出てくるまで待っている
 ①コミュニティではなくエコシステムを考える
 ②自立した生き方をしたい

対談タイムでは、

本屋ヌガンガの店主の中村さんからは、「ノー」と言わない主義 それがいい結果を生んでいるのかな。
瀬戸さんからは、理想の公民館はルールがないはず。
田中さんからは、ルールはないけれど、秩序が、お客さんが助けてくれている。

そんな話を聞くことが出来ました。

1階の自由に使える空間が秩序とまちづくりにつながっていくことを、実践から見せつけられた時間でした。

やりとりの様子をメモにまとめました。
「181004_machi.pdf」をダウンロード(371KB)

|

« 災害時に必要な対話の場の作り方 | トップページ | 笑顔の時に良い意見が出る »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

勉強」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1階づくりはまちづくり:

« 災害時に必要な対話の場の作り方 | トップページ | 笑顔の時に良い意見が出る »